こっちに移動!

http://takifudou.cocolog-nifty.com/hankyubraves/

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北欧野球事情視察(ペサパッロ)

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今年の夏休みは、昨年に引き続き欧州。しかし目的地は昨年より更に北にあるフィンランドとスウェーデンである。
実はこの2カ国、プロと呼べるかどうかは分からないがれっきとした野球リーグが存在する。

フィンランドには、5球団で構成されるリーグがあるが、星取表を見るとチーム間でかなり実力差がありそう。何せ勝率9割のチームが1つ、7割5分のチームが1つ、5割のチームが1つと、残り2チームは1割台という塩梅。我々が行く日程でも、実は3試合制での2位球団対3位球団の準プレーオフ?の第3戦が開催される予定であったが、準プレーオフで2位チームが3位チームに大差であっさり連勝してしまい、観戦予定は惜しくもパーになってしまう悲劇が起こってしまっていたのだ。
(勝敗表はこれ)
http://www.baseball.fi/tilastot/tilastot.php?leagID=18&lang=fin&pftm=3

一方スウェーデンには、いくつかのレベルのリーグがありそう。最高級のリーグは、6球団で構成されているが、残念ながらこちらもリーグ戦が終わってプレーオフまでの休戦期間。もっとも、試合のほとんどが土日であること、ホームページには練習予定まで入っているもののそれが平日の夜だったりで、本格的に野球を生業とする人たちのリーグではなさそうである。
(勝敗表はこれ)
http://heatstat.citymark.se/heatstat/main.php?country=SWE&league=1&module=league_new

今回は、当然、野球観戦が主目的の旅ではなかったが、昨年もイタリアで野球観戦をした我々としては、ここで引き下がるわけにはいかない。そこでいろいろ調べたところ、フィンランドには、フィンランド式野球というべき『ペサパッロPesäpallo』というスポーツが存在することが分かった。男女別にリーグ戦も盛んに行われているようであり、試合日程もこちらの旅程に合いそうなので、観戦してみることとする。

(リーグのHPはこちら http://www.superpesis.fi/

まず、ペサパッロについてであるが、先ほどペサパッロはフィンランド式野球と書いたが、実際には野球っぽいが野球とは異なるスポーツと考えたほうがいい。我々もウィキペディアに書いてあったものをコピーして持参し観戦に備えたが、例えば(日本で言うところの)野球の投手については、
・ホームベース付近にいる。打者の左右打ちにより立ち位置が異なる。
・トスバッティングのトスを上げるような投球。但し頭上1メートル以上の高さまで上げなければならない。
・打者が打った後はどちらかといえばホームベースを守る役目。
等であり、我々が思う『野球』と同じなのは、ボールをバットで打つこと、ランナーが1,2,3塁を回ってホームに戻ってくれば点数となること、表と裏があることくらいである。


さて、我々は現地時間8月16日の夕刻、といっても日はまだ高いが、フィンランドの首都ヘルシンキから電車で1時間半ほどのKouvolaの街に降り立ち、個人経営の鉄道模型館?に立ち寄ったあと、徒歩10分くらいのKSS Energia Areena という会場に向かったのであった。

入り口で12ユーロを支払いスタジアムに足を踏み入れると、陸上競技場の出来そこないのようなグランドが広がっている。陸上競技場の向かって右側部分(いわゆる1,2コーナー)にホームベースが置かれ、3,4コーナー方向が外野。ホームストレッチには屋根付きスタンドがあってほぼ満席、その他1,2コーナー部分にも仮設スタンドがあり、バックストレッチ部分にも客がいる。あわせてざっと2千人程度と、予想よりお客さんが入っている。

試合開始まで若干時間があったので場内を散歩する。ホットドッグやアルコールを含めた飲み物を売る売店がいくつかあったが、バックストレッチ奥に建物があり、何かと思っていたらなんとアイスリンクであった。またその傍らにはペサパッロ球団の帽子やユニフォームを売る売店もあったが、ここのグッズを買っても日本ではだれにも理解されないのでさすがに買うのはためらった。

そうこうしているうちに地元Kouvolan Pallonlyöjät対Oulun Lippoの試合が開始された。今日は7戦制プレーオフの第5戦、たぶん。

最初のうちはルールがさっぱり理解できず、地元チームのファンの歓声のあがりどころも良く分からなかったが、自分なりに何とか理解し、日本の野球と大きく異なるという意味でのポイントとしては、

・バッターの3ストライク制は同じだが、いわゆる日本的ファウルだけでなく、2ストライク目まではフライやゴロについてもファウル扱い。例えば2球目にバントみたいなゴロを打ち、本人は1塁に走らずランナーを進めるだけ、ということでも良い。
・3アウトで攻守交代となるが、『アウト』というのが三振(2ストライク後の日本的ファウルも含む)、ゴロを打った時のフォースアウトくらいであり、基本的にフライはアウトにはならない。したがって、2ストライク後についてはバッターはフェア地域にフライを打つような打撃をする(フライを取られたらアウトではなく、次打者と交代するのみ)。

といったことかと感じた。

それでも試合中に「1,2,3塁全てにランナーがいる局面ではフライを打ってランナーもすべて引き上げになったのにバッターがガッツポーズで喜んでいる」というシーンがあって、こればかりは何で喜んでいるのかとかなり不思議に思ったが、後でこちら(札幌ペサパッロ協会というところがあるらしい。http://www2.ocn.ne.jp/~xebecs/pesa2001/TopMenu.html)で調べると、「フライを取られた場合には塁上のランナーを消すことができる」というルールがあり、例えば3塁ランナーの足が速くない場合にはわざとフライを打ちあげてランナーを引っ込めることができるのである(ランナーを残すとフォースプレーでホームでアウトになる確率が高くなる為)。これはルールの結構肝の部分のようである。うーん、奥が深い。

試合は前後半4イニング制。前半・後半で得点の多いチームに1ポイント入り、前後半でポイントを挙げたチームが同じ場合は2対0で勝利、異なる場合は1イニングの延長戦に入り、それでも決着がつかない場合はサドンデスとなる。

前半は地元kouvolaが優勢に試合を進め、9対0でまず1ポイント獲得。そのkouvolaの中で場内アナウンスで妙に耳に残った『Juho Hacklin(ユーホー・ハックリン)』選手(背番号8 三塁手兼外野手)を本日の熱烈応援選手に勝手に決めて後半を迎える。

しかし後半はkouvolaがチャンスは多いがなかなか点が取れない。ペサパッロでは、いわゆる指名打者のような攻撃専門選手を3人抱えることができるのだが、ハックリンは打撃がイマイチなのか、打順が回っても常に指名打者と取って代わられ、打撃では出番がなくなってしまっていた。

最終回になり、2点を追う展開の中でようやくハックリンの出番。一部の日本人のファンが地元ファンより過激に応援する中、彼は見事に2ベースを放ち、追い上げに貢献してくれたのであった。さすが、我々が目を付けた選手だとしか言いようがないのだが、そのハックリンの奮闘むなしく1対2でouluのポイントとなり延長戦へ。

延長戦では先にouluが1点先制。前半大勝、後半僅差負けというのは典型的なkouvolaの負けパターンと言えたが、裏の攻撃では何とかチャンスを作り、最後はエラー紛いのサヨナラヒットで大逆転勝ち。地元ファンと喜びを分かち合ったのであった。

この試合のMVPになぜか消火器が贈られた表彰のあとは恒例の出待ち(いつから恒例になったの?)を敢行。当然、お目当ては我らがユーホー・ハックリン選手だ。彼は我々のサインの求めに対して、何で日本人が俺に?と戸惑いながらも差し出した本日のメンバー表等にサインをしてくれ、最後にはにこやかに相方との2ショットまで応じてくれたのであった。まあ、にこやかだったのはハックリンよりも相方ではあったが(笑)。

出待ちのあと、激戦冷めやらぬグランドに乱入してダイヤモンドを一周する。土というか砂のグランドではあり結構固く、ここで選手たちがヘッドスライディングやダイビングキャッチなど果敢なプレイを見せてくれていたというのは本当に感慨深い思いだ。フィンランドという国で野球から派生したこのスポーツ、大変面白く、見に来て良かった。

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おまけ~スウェーデン編

スウェーデンでは野球の試合はなかったが、前述にように練習日程がホームページに載っていたので、練習見学に行く予定であった。練習場(=試合の球場)の最寄り駅を調べ、グーグルで大体の距離感をつかみ、ストックホルム地下鉄で出発。最寄駅に着いたまでは良かったが、駅前に地図はなく、球場の方角までは調べていなかった我々はヤマカンで歩き出すしかなく、結局球場は見つからず練習見学を断念したのであった。試合ならもう少し執念を見せていたかもしれないが、まあ止むを得ないところだろう。

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神戸9クルーズとは その4

さて、色々書いているうちに神戸9クルーズの中田監督が解任され、シン様が監督代行という形になった。

ここに至るまでの経緯は、色々マスコミ報道されてはいるものの、球団代表と監督・選手のコメントがまるで異なるため、何が真実かが100%つかめてはいないが、おおよそ以下の通りだろう。

そもそも、元々H氏を初めとする球団スタッフが、球団を運営するにあたっての準備が不足していた、という点は否めない。ユニフォームとかは最小限の前段階であり、例えば練習場とか、HPによる情報発信だとか、そのようなことが事前準備段階で抜けている。H氏自身の見通しの甘さもあるが、球団経営を少しでもかじったことがある人がいれば、やりようは変わったかと思う。ただ、H氏自身も気の毒なところがあって、おおよそ、高校時代の同級生であったステラの中村某にかなり甘い言葉でそそのかされたのだろう。

それに追い討ちをかけるかのように景気が後退、スポンサーが思うように集まらず、リーグ運営会社からのお金も支払われなかったというのは誤算であった。

という状況で、お金がないと何もできないので、選手にもある程度協力は必要とするH氏と、最小限の練習環境さえ整えてくれないのに、選手にスポンサー廻り(探し)を要求するのか?とする中田監督との意見の相違、というのが今回の任劇のあらましというところだろう。

問題の源は、球団の準備不足であると思っているのだが、ここまで来てしまうと、なりふり構ってはいられないところであり、正直、野球の練習や試合どころではないところまで追い詰められているようである。

その象徴として、ステラが撤退したときに、選手がスタンドを回って寄付を求めるというシーンがあった。しかも、入場料はタダだ。全く本末転倒であり、センスを疑った。入場料とグッズ収入あっての球団というスタンスは、崩して欲しくなかった。個人的には、グッズは買うが寄付はしたくはない。

さてそんな中で監督代行を引き受けてしまったシン様、気の毒の一語だ。そして一番気の毒だったのは代行としての初戦。体調不良と称して選手が数名いなくなり、シン様自身が9番DHとしてスタメンを張ることとなった。シン様の現役復帰自体は大歓迎ではあるが、経緯が経緯だし、かなり複雑である。特に、体調不良というのが一部で報道された『ボイコット』というのが真実であるならば、言語道断、そいつらを須磨の海に沈めたいところだ。

せっかく故郷神戸に出来、シン様が監督代行という点でかなり自らの心に訴える球団ではあるが、今一度地に足を着けて再出発したほうが良いのではないか?あせる必要はないと思う。

余談だが、中田監督解任時、球団HPに載った、主としてスポンサーからと思われる声「球団がこんな状況なのに、監督のマスコミでの発言等を聞いていると甘すぎませんか。 選手も何か勘違いしていませんか」というコメント。『選手の勘違い』というのは何を指すのだろうか?試合ボイコットなら的を得ていると思うが・・・。

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ついに東北全県制覇! 野球と温泉と祭りとうまいものと鉄の旅!

7月最後の日が福井出張に当たってしまった私は、無事にそれを終え、金沢駅から寝台特急『日本海』に乗り込んだ。

日本海に乗るのは2回目だが、1回目はもう20年も前であり、青函トンネルが出来た頃に、北海道旅行の帰途に函館から大阪まで乗って以来である。

プッシュホン予約が一旦流れてしまうといったハプニングもあり、喫煙車のB寝台の上段ではあったが、直江津あたりから記憶がなくなり、気がつくと秋田であった。数時間眠ったことになる。普段なじみのない街から朝起きると別の知らない街にいる、というのは非常に不思議な気がするのだが、他の寝台特急は上野発なので、私がこの気分を味わえるのは寝台特急では日本海号だけであるのだ。これぞ、日本海号の醍醐味と言えるであろう。

その日本海号を弘前の手前の大鰐温泉駅で下車。大鰐といえば二代目若乃花であるのだが、今日の目的は若三杉ではなく、温泉と電車である。大鰐には、いくつかの共同浴場があるので、まずは寝台車での疲れと汗を流す。

大鰐温泉の共同浴場で最も大きく古いという霊湯大湯に入場。150円の料金であるが、タオルがないので購入したらそれより高い200円だという。まあしゃーない。

中は割りときれいで、こじんまりとしている。十人程度が入ることができる円形の湯船と洗面が数箇所。そこに明らかに地元の人と思われる老人が先客として1人いただけで、かなりのんびりしてしまった。因みにここに金八先生のロケも来ていた様で、武田鉄矢以下のサインが飾ってあったりしたのだが、一方で当浴場の管理人募集みたいなビラも張られていた。何だかなあ。

入浴後は10分くらい歩いて大鰐の駅に戻るが、先ほど日本海から降りたJRの大鰐温泉駅ではなく、隣接する弘南鉄道の大鰐駅の改札をくぐり、弘南鉄道で弘前に向かう。

この弘南鉄道は、弘前近辺に2つの路線を持つローカル私鉄であり、数年前に大館樹海ドームにマスターズリーグ観戦に来たときにもう1つの弘南線には乗ったので、今日の大鰐線で全線完乗である。大鰐線も、昔東急の目蒲線あたりで走っていた車両が使われており、つり革には109の広告がそのまま残っていたりするのである。但し、運転間隔は昼間で1時間に1本と、本当にこれで採算が取れるのかどうか、心配にならざるを得ない。私が乗った電車は、延べ30人程度の客はいたが、普段はどうなのだろうか?

30分程度乗車して弘前中央駅に到着。これからの目的地には、前に乗車したことがある弘南鉄道の弘南線に乗ることになるのだが、同じ私鉄なのにターミナルが離れており、弘南線のターミナルであるJRの弘前駅まで15分程度歩かねばならないのである。

弘前はちょうど今日からねぷた祭りが開催ということで、街中では準備が進んでいるようであるが、その中を早足でJRの弘前駅に向かい、弘南鉄道の弘南線に乗って2つ目の駅である「運動公園駅」で下車する。

運動公園駅。我らの西宮球場や、GS神戸など、駅前の球場は数多いが、駅からの距離としては、ここが最も近いだろう。野球場の他にも、ラグビー場や陸上競技場などが一緒にある、総合運動公園なのである。

今日は、ここでイースタンリーグ、東北楽天対千葉ロッテ戦が開催される。楽天はここ3年ほど、毎年青森県で二軍の試合を行っており、まだ青森県で野球を見たことがない私にとっては、毎年行こうと計画はしていたのであるが、なかなか実現せず、ようやく今年行くことができたのである。これで東北6県制覇であるが、岩手、秋田以外の4つは東北楽天が設立以降観戦できたものであり、楽天様様と言えようか?

試合開始は12時であったが、10時過ぎに到着してしまうと、サイン会の長い行列ができており、既に締め切りだという。メンバーは誰かと見てみると、その中の1人に松崎がおり、これで今日の松崎先発はないと少々安心(多分明日)。その後、抽選会をするというので全く期待せずに列に並び、期待せずに抽選を引くと、恐らく残念賞であろう、スポンサーの名前入り黄色のタオルが当選。どうせなら入浴前だったら、200円損せずに済んだのだが、今日は帽子を忘れてしまうという失態を演じたため、これを日焼け帽子グッズとして観戦に臨むこととした。

試合は、1回表ムニスの2ランでロッテ先制するも、楽天はロッテ先発手嶌を攻め立て、2回までに6点取り、5回までで楽天7対3でリード。しかし楽天先発朝井もピリッとせず、6回に3点取られてKO、という乱打戦。5回終わってなぜか大村巌の応援に合わせてクラッチとクラッチーナと子供たちが踊るというイベントがあった後、バックネット裏から3塁側に移動すると、スタンドに隣接するブルペンに勇者高木の姿があった!

昨日、シン様があまり誉められた形ではないにせよ神戸9クルーズで選手として先発出場して阪急魂健在を見せつけたところであるが、ここでは高木登板をと、シン様の華麗なスイング写真が載っていた日刊スポーツを手に祈るワシ。最初は、ブルペン脇のパイプ椅子に仁王座りして試合を眺めていた高木であったが、8回くらいからおもむろにブルペンで投げ始める。少年野球の選手たちも見守っているが、この人は君たちが生まれる10年も前からプロ野球の選手だった人なんだぜ!しっかり見ておくのだよ、と言いたかったところだ。

結局、高木登板チャンスはなかったが、試合そのもの、特に9回の攻防はなかなか面白かった。

9回表。1点を追うロッテは、代わった楽天佐竹を攻めて1点を奪いなおノーアウト2,3塁。これは確実に同点にはなるだろうという中でリリーフに吉崎が告げられる。その吉崎は、奇跡的に2アウトを取り、右の新里を敬遠して左の神戸と勝負する。応援団が地元の野球少年を巻き込んでおなじみの「俺たちの神戸!」を合唱する中、その期待に応えて逆転タイムリー。ああ吉崎。

しかしその裏、ロッテは橋本健太郎を出すが、こちらもいきなり2連打を浴び、送りバントと敬遠で1アウト満塁となり、バッターはBCリーグ出身の内村。ウッチーなら、俊足なので併殺はないだろうと誰もが思っていたと思うが、なんと打球がファースト正面に飛び、3-2-3のダブルプレーでゲームセット。ああ内村・・・。

というわけで9対8でロッテの勝ちです。

試合後は背番号10をつけた今関氏が現われ、颯爽と野球教室の準備に取り掛かる。新人らが、今関氏と一緒に野球教室を行ったようだ。私は、クラッチと西谷、丈武にサインをいただき、行きと同じく弘南鉄道に乗車して弘前駅に向かい、今日は朝家を出て五能線のリゾートしらかみ号に乗っていた相方と合流する。

相方は弘前に住んでいたこともあるので、昔とここが変わった、ここは一緒だというような話をしながら、祭りの準備が進む街中を歩く。そして先にメシを食おうということで、津軽三味線の生演奏があるという「居酒屋あどはだり」に入る。

郷土料理的なメニューを期待していたら何だか普通の居酒屋に近かったが、中身は旨かった。まずニシンの和え物、これはあとでニシンの焼いたものも注文してしまったくらいだ。そしてピンピン焼きという、とろろをベースにした謎の食べ物、これもおいしかった。レシピ聞きたかったな。

食事を堪能して、津軽三味線を堪能。演奏後、実際に三味線を持ったのだが、結構重く、ギターの感覚で弾くと、いい音が出ないのである。音同様、予想以上に迫力のある楽器であるという印象を持った。

店を出るとねぷた祭りが始まっていた。色々な山車が街の通りを練り歩く。それを見ようと、沿道にも人が大勢集まっている。
最初は、何とか幼稚園とか子ども会の小型の山車がいくつかあったが、その後は大型の山車がやってきた。どのくらい大型かというと、高すぎて電線に引っかかるため、上の方が折りたたみ式になっているくらいである。その大型の山車を2,3個見たところで、残念ながら雨が強くなったため、我々は撤収せざるを得なかったが、初めて見たねぷたの山車には、力強さが感じられた。

というわけで今日は青森で宿泊。ホテル併設の温泉で長かった1日の汗と疲れを落とした。

翌日は朝からホテル併設の温泉につかり、喝!なんぞ見ながらのんびりしていたら、大湊線の汽車の時刻が迫っていることが発覚。あわてて準備して青森駅に向かう。

青森では、昔の青函連絡船である八甲田丸がおり、朝散歩がてら姿を拝みに行こうかと思っていたが、結局オジャン。遠くから一枚だけ写真を撮ってから、快速しもきた号に乗り込む。

窓を開けると冷たい風が吹き込んでくる天候であったが、ディーゼルのしもきた号は快調に飛ばす。あまりに快調なのでうつらうつらしているうちに終点の大湊に到着。

駅に降りてみて何か面白そうなものがあったら折り返しの汽車を一本後のにしよう!と思っていたが、その期待?は全く裏切られ、数分後の折り返しの汽車にて帰還する。

さすがに帰りは景色を見ようと思っていたが、その景色は、右手に冬を思わせるさびしい海、左手に草木が生い茂った林といったのが20キロくらい続く。変化と言えば風力発電用かの大型の風車がいくつかあったくらいか。夏だからまだいいが、これが冬だとどれだけさびしい心境になってしまうのだろうか?

こうして来た道を野辺地まで戻り、鈍行で三沢へ。ここからは私鉄である十和田観光電鉄に乗り込むが、その前にエキナカの蕎麦屋で腹ごしらえ。

この蕎麦屋はかなり長い歴史があるらしいが、周辺にここしか食べるところがないためか、席もかなり埋まってきた。月見うどんを食べたが、麺がいつも食べているものと比較して細かった。三百円也。

十和田観光電鉄は、三沢と十和田市を約30分で結ぶ私鉄。十和田観光を名乗ってはいるが、十和田湖に行くには十和田市からバスに乗っていかねばならず、基本的には普通のローカル電車だ。車両も昨日の弘南鉄道同様、東急のお古が使われており、吊革のスポンサーはBUNKAMURAだ。

沿線は普通の農村地帯。家がたまにあるがやっぱり大きいし、途中駅にもなっている三本木農業高校は奥にかなりの敷地がありそうだ。さすが、青森県。

そうこうしているうちに終点の十和田市駅に到着。駅は元はダイエーの入ったショッピングセンターだったようだが、ダイエーが撤退しバスターミナルと少しの店しか開いていない。十和田市でも何か面白そうなものがあったら折り返しの電車を一本遅らせようかと思っていたが、そこまでには至らず、三沢に折り返す。

結局三沢で一時間半ほどあまってしまうことになったので、駅近くの古牧温泉に行くことにする。ここには池の中に露天風呂がある浮湯があるが、千二百円もするのでそちらはパスし、元湯という三百円のほうに入浴する。
温泉に浸かってみると、ヌルヌルして気持ちがいい。これは自分の弱い皮膚も少しは良くなるかと、皮膚に染み込ませながらの入浴となった。

入浴も無事終わり八戸に戻ってくると長かった旅も終わりが近づく。今回は相方は旅を続行するのでここで暫しお別れとなる。嫁でも友達でも、旅先に集合して旅を一緒にするときほど楽しい気分になることはないが、その逆は本当に寂しいものである。

というわけで八戸の駅ビルでイカソーメンやらイカメシやらを一緒に食べ、名残を惜しみつつ私は帰りの新幹線に乗り込んだ。こんな時間に八戸にいても、家には暦を跨ぐ前に着けるのも不思議である。

因みに今回は深谷→東京→米原→金沢→青森→八戸→大宮という、料金二万円を超える実に豪快な乗車券での移動でした。

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今週も・・・

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NPBの公式戦はオールスター明けなので開催されていないが、探せば色々あるもので、自宅から2時間以内でも
・北海道日本ハムファイターズ二軍対新日本石油ENEOS(鎌ヶ谷)
・群馬ダイヤモンドペガサス対アルビレックス新潟BC(渋川)
の2試合が開催されているらしい。

渋川といえば伊香保温泉の手前で、帰りに日本三大うどんの1つである水沢うどんでも食って帰るのもよろしいやん、と思ったが、結局先週に引き続き鎌ヶ谷に向かってしまった。

カビーは北海道で遊んでいるのか、今日は欠席。開門前に久々にKさんたちと会うが、あまり宣伝をしていない今日の試合に来るのは我々のようなもの好きしかいないようで、全体的には100名行くかいかないかの少ない観客。でも暑いのでまったりという感じではない。

新日本石油は言わずと知れたノンプロの強豪。元近鉄の大久保が監督、元ハムの高橋憲がコーチをやっている。今日の試合は大久保と梨田の縁か、それともOBである荒井幸雄あたりが引っ張ってきたのか、それは良くわからないのだが、試合間隔が空くハムと、都市対抗を控えたENEOSの思惑が合ったことでの開催であろう。

【ENEOS】
白井高橋榊原坂下柳田井領平田泉宮田沼尾
【ハム】
陽村田稲田中田大野飯山洋平大平中島宮西

試合間隔が空いているので、ハムは一軍登録者からも何人か参加。ENEOSは一番セカンド白井、二番キャッチャー高橋と、いきなりハムの紅白戦かと思ったよ(しかも高橋は途中から一塁へ)。

さて試合内容は・・・暑さで忘れた(笑)。中田が2ホームラン4打点。二軍レベルだとホームランをマジメに期待できるバッターになったものである。

試合途中でENEOSのメンバー表を入手。野球の試合には全く関係のない『会社での所属』に最も注目してしまうのが人事屋の性。大久保監督をはじめとする首脳陣の所属は「広報部宣伝グループ」、選手は営業とか経理とか、何とかプロジェクトとか色々いるのだが、結構多い人事とか総務の選手は、普段の仕事は何やっているのだろうか?ということが、すごく悩ましい。

練習試合ゆえ今日は無料だったが、水分補給でいつもの入場料分を費やしてしまったような気がする。
ラジオで熊沢899勝目と相撲の千秋楽を聞きながら帰宅。

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神戸9クルーズとは その3

(3)ファン気質

実は日本3大独立リーグについては、どのリーグも開幕直後の試合に参戦している。開幕直後だと当然、応援に関しては確固たるものがなく、地元学校のチアを動員していた神戸9クルーズを除けば、固定的な応援団体は存在しなかった。

その後、アイランド・BC両リーグをほぼ毎年何試合か観戦しているが、見ている限りにおいてはそれなりに紆余曲折を経ながらも各球団とも応援団体ができている。また、こちらも年に何試合か観戦している鎌ヶ谷のファイターズには、独特の応援歌による応援が繰り広げられており、これがファーム日本選手権の長野や宮崎はおろか、2年前の姫路でも展開されたのには驚かされてしまった(というか、そんな試合を見に行っているワシもたいがいだ)。

応援団体の他にはなんと言っても一般の客によるヤジである。四国・香川の開幕戦の観戦記に「将来的には鎌ヶ谷のようなヤジオヤジも必要」というような話を書いたこともあるが、鎌ヶ谷に関してはほぼ毎日観戦しているヤジオヤジが十人単位でおり、実に選手のことを良く知っている。ヤジオヤジに野次られず絶賛されるようになれば一人前の選手であり、胸を張って北海道に行っても良いということにもなる。そんな人は残念ながら独立リーグの球場にはまだ現れていない感じだ。

さて今回訪問した神戸のチームである。

まず神戸9クルーズは、どうやら選手の家族を中心に十人くらいでの応援組織ができているようだ。鳴り物はなく、コールだけの極めてシンプルな応援。一方相手の大阪球団は十数人の応援組織が出来ていて、口ラッパによる応援が繰り広げられていた。関西独立リーグでは、聞いたところでは紀州球団には河埜コーチつながりで旧南海ホークスの応援を行っているらしいが、まさか神戸9クルーズでシン様つながりで阪急の応援は・・・しないよね。

独立リーグ程度の規模では、十数人というのは少ない数ではないので、個人的には排他的にならないか、ということを懸念している。我らが今坂団長が、「試合には負けたけど、応援は楽しかったからまた球場に来ようと思わせるような応援を」という話をどこかでされていたが、そこまでは無理にしても、少なくとも「応援が楽しくないから球場には行かない」と思わせるようにはして欲しくない。

翌日の元サーパス神戸。NPBの二軍であり、特に元サーパス神戸にはチーム構成上、かつて一軍でも活躍した選手も数多くいることもあり、ファンの数自体はそれなりにおり、それなりに楽しんでいる様子なのだが、何か鎌ヶ谷や横須賀あたりとは空気が違う。

四番の岡田がアナウンスされても、拍手があまりにも少ないのが気になった。岡田といえば、イースタンの中田と並んで日本有数の若手大砲であり、オリックス球団の将来の中軸も期待されるバッター。最近の鎌ヶ谷では、中田を打席に迎えると一発を期待するような雰囲気が充満しているのが感じられるが、北神戸にはそれがないのである。よく言えば、まじめに野球を観戦している客が多い、悪く言えば、盛り上がりに欠ける。

濱中のサヨナラホームランでは、それなりに盛り上がったのだが、北神戸に野球を見に来ている人って、何を楽しみに来てるのか?今回の里帰り野球ツアーでの、一番の疑問である。

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暑いぞ!かまがや

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どうせ暑いなら、家にいるよりはと思い、先週末の日焼け痕は見苦しくなってきたが、鎌ヶ谷に向かうことにする。

球場に着くと、結婚式をやっている。我々夫婦も式は挙げていないが、もし鎌ヶ谷で改めて式をということになると、お色直しで
新郎:鎌ヶ谷ユニフォーム
新婦:楽天松本ユニフォーム
で入場という形になってしまい、野次り倒されてしまうのが確実なのでやめておこう(笑)。因みに球場結婚式といえば後楽園時代のハムと、十年くらい前の青波ニールやねぇ。

東北楽天
内村塩川牧田丈武枡田中川楠城石嶺山本松崎
ハム
陽中島今浪中田尾崎洋平大平高口コンタ吉川

コントロールの悪い両投手の先発。この3連戦の前の2試合が荒れた試合だったので、この暑い中どうしてくれると思ったが、いい意味で期待を裏切り中盤までは普通のゲーム。吉川は四球もあったが1イニング4三振を取るなど切れがあった。松崎は多分今まで見た中では一番よかた。

六回裏にハムが満塁ノースリーまで行きながら追加点が取れなかったところから試合が動き出す。松崎、ガッツポーズで引き上げる。

七回表:代打の井野が同点ホームラン。

七回裏:陽チョンソのタイムリーのあと満塁で中田に回ってしまい、当たりは全然良くなかったがレフトへ二点タイムリー。

八回表:リリーフの榊原が2四球とヒットで満塁で降板。決め球がないのが苦しいなあ。その後金森が登場し一点差となりなおランナー二人残して代打に高須が出てきてしまうが、ポップフライに抑える。

八回裏:鎌ヶ谷凱旋登板の吉崎がポンポンとツーアウトを取るが、陽チョンソにライトに一発を浴びてまた2点差。

九回表:前の回は抑えた金森であったが、やはり奇跡だったようで、いきなり二者四球。その後内野ゴロで一点与えるも何とか逃げ切り。

リックはいたのかどうかわからなかったが、ハムは控えにボッツ・ヒメネスの巨砲がおり、同点になってもそれはそれで面白かったかも。

明日は海の日恒例のカビーの誕生日で鎌ヶ谷でも祭りだそうだが、熊谷でもうちわ祭が始まる。

【写真】
気合を入れて出番を待つジェイソン
同じくルイス
闘志爆裂せず!

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神戸9クルーズとは その2

(2)入場料とサービス

神戸9クルーズの試合の入場料は千円。試合そのものに対してこれを高いか安いかを考えると、正直高いと言える。しかし、千円札1枚というのは何ともいえないお手ごろ感もあり、試合以外での色んなものを含めてと考えると、妥当なところかと思う。因みにファンクラブというか年間パスは10000円だそうだが、さすがに神戸近辺以外だと手を出すには高すぎる。

因みに群馬は今年から1200円に値上げ、福井にいたっては1400円を取るのであるが、これはその金額が試合内容に値しないというよりは、千円より多く取られるということに対してのがっかり感の方が大きい(なんのこっちゃ)。

さて、その千円という入場料のどれだけを占めるか良くわからない「試合以外の最大のお楽しみ」といえば、選手や首脳陣との距離の近さであろう。近すぎて取り巻きが選手を囲ってしまい近寄れない雰囲気を感じるときがたまにあるくらいだ。

代表的なのは、試合後に首脳陣と選手が門の前に勢ぞろいしてのお見送りである。そこでは写真・サイン何でもOKの状態となる。控え選手とかは、写真やサインを求めるファンもそれほど多くはないので、最終的には手持ち無沙汰になり、ヒマな選手同士がだべってしまうことになる。先物買いをするならば、ここがチャンスであるので、ガンガン行ってもらいたい。一方人気選手、その試合のヒーローとなった選手や、知名度としては選手より高い首脳陣には、毎回ファンが列をなすこととなる。

私の場合は、触れ合いという点ではもっぱらサインをいただくことになるが、整理しやすさもあって殆どカードにいただくということもあって、(カードのある)首脳陣を中心とした元NPB関係ということになる。神戸で言えば、阪急ブレーブス時代のタカラ野球カードにシン様にサインをいただいたのは当然であるが、元NPBなのにBBMのカードを発見できなかった衣川コーチについては、わざわざ彼の前職である徳島インディゴソックスのカードを通信販売で買ってまでサインをいただいたのである。

サインの他、今回の神戸9クルーズ程度の客の入りであれば、吉田えり以外は出待ちでかなり会話ができるはずである。私にとってはシン様は神様なので、緊張して殆ど会話にならなかったが、私の後にいた人(=王様ではなくアカの他人)が、シン様に打撃理論を尋ね、シン様も数分くらいまともに教えていたのには、正直うらやましいと思ってしまった。人にもよるが、それくらいフレンドリーな対応も期待できる。

これ込みで千円と思えば、(特に神戸はシン様がいることもあり)高くはないだろうと思う。

通いつめて、お気に入りの若手選手に試合内外で注目するもヨシ、監督やコーチとなったかつてのNPBの名選手と教え子について語るもヨシ、思い出話もヨシ。神戸9クルーズに限った話ではないが、このような楽しみ方ができるのも独立リーグである。

実はこのようなことは、鎌ヶ谷やサーパス神戸といった一部のNPB二軍チームでもほぼ同じことができたのであるが、今回の元サーパス神戸では、関係者駐車場がロープで区切られ、帰宅する関係者にやすやすと近づくことができなくなっている。ファンとしても、あまり暴走して自分の首を絞めることをしないよう、注意していきたいところである。

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神戸9クルーズとは その1

さて、週末に神戸2大プロ野球団である『元サーパス神戸』と『神戸9クルーズ』の試合をそれぞれのホームで観戦してきたわけだが、特に神戸9クルーズについては、試合内容もさることながら、色々思うところもあり、それをいくつかに分けて書いてみたい。

(1)野球のレベル

そもそも、独立リーグの立ち位置がはNPBを目指すというところにあることから、野球のレベルも同様にNPB>独立リーグであることは疑いようがない。特にはっきりわかるのは守備と投手のコントロールであると思っているのだが、今回の9クルーズでも同じであった。

守備に関しては、ゴロを取りそこなったり、悪送球をしたりということもさることながら、チームとしての守備が良くできていなかったことが目立った。併殺を取るべきところで取れないばかりか悪送球でピンチを増大させてしまったりするなど、ミスをしてあせって傷口が広がったりするようなプレーが見受けられた。このあたりは、元サーパス神戸が古屋監督・大島・弓岡コーチと内野守備の名手が3人いるのに対して9クルーズは守備に関しては上記3人に及ばなかったシン様しかいないというのもあるかもしれない。

ファイターズでは、かつてヒルマン監督がアルモンテを引っ張ってきた煽りで金子が比較的長期にわたり二軍にいたことがあったが、他の選手がひどかったこともあってか、そのときばかりは金子の巧さが輝いて見えたものであった。また、飯山が一軍と二軍を往復していた頃も、鎌ヶ谷に戻ると普段は手厳しいヤジおやじからも「困ったときの飯山」と絶賛されていたりもしていた(事実そうであった)。

また群馬ダイヤモンドペガサスは実はエラーが少ないわけではないのだが、たまたま私が観戦したときにはエラーも少なく、非常にスムーズな試合が出来ているため、私はリピーターになってしまっているということもある。

昨今、チームの勝利のために守りの重要性が説かれているが、観戦する側にとってもこれは重要である。

投手のコントロールについても同じことが言える。今回、特に9クルーズの二番手で投げた小園は、昨年富山サンダーバーズの抑えとしてBCリーグ優勝に貢献した実績があるにもかかわらずストライクが全く入らない状態。微妙なコントロールのズレではなく単にストライクゾーンに球がいかないというタイプの投手は二軍や独立リーグだと少ないわけではなく、たまにこういう投手の先発にブチ当たると序盤で敗戦を確信し、中盤で疲れてしまい、勝敗二の次で試合終了を願うハメになってしまうという、本当に無駄な1日を過ごしたとすごく後悔してしまうのだ。せっかくの休みに後悔はしたくはないものだ。

その点、元サーパス神戸の小林は無駄な四球がなかったのは良かったし、だから9回完投もできたし、最後のサヨナラ勝ちにもつながったのではないだろうか?

続く。

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シン様胴上げ?関西独立リーグ前期最終決戦!

この土日は故郷神戸の2大野球チームである『元サーパス神戸』(NPBウエスタンリーグ所属)と『神戸9クルーズ』(関西独立リーグ)の試合がそれぞれ地元で組まれているため、両方見るには都合のいい週末である。心配なのは季節柄雨であるが、自分は晴れ男だし、雨なら競馬もあるし、親の顔を見るという名目もあるので、何とかなるだろうということで、とにかく帰省することとした。

というわけで週明けから天気がとても気になっていたところ、両方とも降水確率50%といういかにも梅雨時期の予報が続いていたが、金曜の朝になって突然土曜の天気予報に晴れマークが出現!これで大変気が楽になった。その間のリーグ戦の状況から、土曜に神戸9クルーズが勝てば優勝ということにもなったため、土曜=9クルーズ、日曜=元サーパスという予定とした。

さて、土曜は5時過ぎの急行能登に乗るところから始まり、飛行機を乗り継いで神戸へ。試合開始までは時間があったので、三宮のオリグッズ屋に立ち寄ってしまい、「木元選手の名札」という、いったいどこで使うのか全くわからず無駄遣いとしか言いようのないグッズを購入。嗚呼。

地下鉄で総合運動公園へ行き、歩いて神戸サブ球場へ。試合開始まではまだ1時間半くらいあったが既に開門している。入場門の脇のグッズ屋で、神戸9クルーズの団扇を購入。なぜ買ったかといえば、全員の集合写真が刷られているのだが、なぜかトラボルタ監督ではなくコーチのシン様が真ん中に写っていたからというだけである。

グランドに入ると大阪ゴールドビリケーンズの練習中。バッティングピッチャーをしているのは・・・西浦だ!
彼および石本・阿久根・池田・島田といった選手たちの引退試合となってしまった2005年鎌ヶ谷最終戦以来だ。今日の神戸の先発予想である下手投げの大島を想定して、自らも下から投げている。元気そうで何よりである。

そして我らのシン様は外野ノック担当。本来は左打ちであるが、ノックは右で打つ。左だとホームランになってしまうからか、ということにしておこう(笑)。(←多分本当は違う)

試合開始前にサインボール投げ入れがあり、シン様のを狙っていたのだがそれはかなわなかったものの、福元選手のボールをいただいた。背番号52番、今日は9番指名打者で出場している選手。幸先がよさそうだ。

さて神戸の前期優勝をかけた一戦は、まず大阪がソロホームラン2発で先制をすれば、神戸は5回に同点に追いつく。両投手も四死球で崩れることなく、エラーもなく、非常に緊迫感のある試合。

しかし、同点に追いつき尚1死満塁というチャンスで3,4番が凡退してしまったことで、流れが大阪に移ってしまった。6回表の大阪の攻撃は、3連打で満塁とした後走者一掃の3塁打で勝ち越し。その後リリーフで出た小園が全くストライクが入らずというか内角かなり高めにしかボールが行かず、という状況で、守りもリズムを崩したかミスが連発、結局この回なんと10点!その後も点を取られ、普段はマウンドに行かないだろうシン様までがマウンドに行ってゲキを飛ばす始末である。

神戸敗退。優勝となれば、トラボルタ監督は胴上げされるであろうが、それで終わってしまったら「コーチも胴上げしてやらんかい!」と一発叫んでやろうと思っていたのに、それも幻になってしまった。嗚呼。
結果論ではあるが、今日勝てば終わりなので、明日先発予定の元ロッテ末永も準備してつぎ込むべきではなかったか?

試合後は、9クルーズの首脳陣や選手たちは少年野球の指導があったが、それが終わるまで待った甲斐があって、シン様にサインをいただくことができた。大変緊張してしまい、「埼玉から応援に来ました!」というのがやっと。それでも「どうもありがとうございます」とお礼を言われて更に緊張してしまった。その後一緒に写真を撮らせていただき、試合はともかく私はこの週末のやるべき使命は9割方終わったと言って良いかも。

その他、末永投手、衣川コーチと、吉田えり氏にもサインをいただき帰還いたしました。

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