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神戸9クルーズとは その3

(3)ファン気質

実は日本3大独立リーグについては、どのリーグも開幕直後の試合に参戦している。開幕直後だと当然、応援に関しては確固たるものがなく、地元学校のチアを動員していた神戸9クルーズを除けば、固定的な応援団体は存在しなかった。

その後、アイランド・BC両リーグをほぼ毎年何試合か観戦しているが、見ている限りにおいてはそれなりに紆余曲折を経ながらも各球団とも応援団体ができている。また、こちらも年に何試合か観戦している鎌ヶ谷のファイターズには、独特の応援歌による応援が繰り広げられており、これがファーム日本選手権の長野や宮崎はおろか、2年前の姫路でも展開されたのには驚かされてしまった(というか、そんな試合を見に行っているワシもたいがいだ)。

応援団体の他にはなんと言っても一般の客によるヤジである。四国・香川の開幕戦の観戦記に「将来的には鎌ヶ谷のようなヤジオヤジも必要」というような話を書いたこともあるが、鎌ヶ谷に関してはほぼ毎日観戦しているヤジオヤジが十人単位でおり、実に選手のことを良く知っている。ヤジオヤジに野次られず絶賛されるようになれば一人前の選手であり、胸を張って北海道に行っても良いということにもなる。そんな人は残念ながら独立リーグの球場にはまだ現れていない感じだ。

さて今回訪問した神戸のチームである。

まず神戸9クルーズは、どうやら選手の家族を中心に十人くらいでの応援組織ができているようだ。鳴り物はなく、コールだけの極めてシンプルな応援。一方相手の大阪球団は十数人の応援組織が出来ていて、口ラッパによる応援が繰り広げられていた。関西独立リーグでは、聞いたところでは紀州球団には河埜コーチつながりで旧南海ホークスの応援を行っているらしいが、まさか神戸9クルーズでシン様つながりで阪急の応援は・・・しないよね。

独立リーグ程度の規模では、十数人というのは少ない数ではないので、個人的には排他的にならないか、ということを懸念している。我らが今坂団長が、「試合には負けたけど、応援は楽しかったからまた球場に来ようと思わせるような応援を」という話をどこかでされていたが、そこまでは無理にしても、少なくとも「応援が楽しくないから球場には行かない」と思わせるようにはして欲しくない。

翌日の元サーパス神戸。NPBの二軍であり、特に元サーパス神戸にはチーム構成上、かつて一軍でも活躍した選手も数多くいることもあり、ファンの数自体はそれなりにおり、それなりに楽しんでいる様子なのだが、何か鎌ヶ谷や横須賀あたりとは空気が違う。

四番の岡田がアナウンスされても、拍手があまりにも少ないのが気になった。岡田といえば、イースタンの中田と並んで日本有数の若手大砲であり、オリックス球団の将来の中軸も期待されるバッター。最近の鎌ヶ谷では、中田を打席に迎えると一発を期待するような雰囲気が充満しているのが感じられるが、北神戸にはそれがないのである。よく言えば、まじめに野球を観戦している客が多い、悪く言えば、盛り上がりに欠ける。

濱中のサヨナラホームランでは、それなりに盛り上がったのだが、北神戸に野球を見に来ている人って、何を楽しみに来てるのか?今回の里帰り野球ツアーでの、一番の疑問である。

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