北欧野球事情視察(ペサパッロ)

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今年の夏休みは、昨年に引き続き欧州。しかし目的地は昨年より更に北にあるフィンランドとスウェーデンである。
実はこの2カ国、プロと呼べるかどうかは分からないがれっきとした野球リーグが存在する。

フィンランドには、5球団で構成されるリーグがあるが、星取表を見るとチーム間でかなり実力差がありそう。何せ勝率9割のチームが1つ、7割5分のチームが1つ、5割のチームが1つと、残り2チームは1割台という塩梅。我々が行く日程でも、実は3試合制での2位球団対3位球団の準プレーオフ?の第3戦が開催される予定であったが、準プレーオフで2位チームが3位チームに大差であっさり連勝してしまい、観戦予定は惜しくもパーになってしまう悲劇が起こってしまっていたのだ。
(勝敗表はこれ)
http://www.baseball.fi/tilastot/tilastot.php?leagID=18&lang=fin&pftm=3

一方スウェーデンには、いくつかのレベルのリーグがありそう。最高級のリーグは、6球団で構成されているが、残念ながらこちらもリーグ戦が終わってプレーオフまでの休戦期間。もっとも、試合のほとんどが土日であること、ホームページには練習予定まで入っているもののそれが平日の夜だったりで、本格的に野球を生業とする人たちのリーグではなさそうである。
(勝敗表はこれ)
http://heatstat.citymark.se/heatstat/main.php?country=SWE&league=1&module=league_new

今回は、当然、野球観戦が主目的の旅ではなかったが、昨年もイタリアで野球観戦をした我々としては、ここで引き下がるわけにはいかない。そこでいろいろ調べたところ、フィンランドには、フィンランド式野球というべき『ペサパッロPesäpallo』というスポーツが存在することが分かった。男女別にリーグ戦も盛んに行われているようであり、試合日程もこちらの旅程に合いそうなので、観戦してみることとする。

(リーグのHPはこちら http://www.superpesis.fi/

まず、ペサパッロについてであるが、先ほどペサパッロはフィンランド式野球と書いたが、実際には野球っぽいが野球とは異なるスポーツと考えたほうがいい。我々もウィキペディアに書いてあったものをコピーして持参し観戦に備えたが、例えば(日本で言うところの)野球の投手については、
・ホームベース付近にいる。打者の左右打ちにより立ち位置が異なる。
・トスバッティングのトスを上げるような投球。但し頭上1メートル以上の高さまで上げなければならない。
・打者が打った後はどちらかといえばホームベースを守る役目。
等であり、我々が思う『野球』と同じなのは、ボールをバットで打つこと、ランナーが1,2,3塁を回ってホームに戻ってくれば点数となること、表と裏があることくらいである。


さて、我々は現地時間8月16日の夕刻、といっても日はまだ高いが、フィンランドの首都ヘルシンキから電車で1時間半ほどのKouvolaの街に降り立ち、個人経営の鉄道模型館?に立ち寄ったあと、徒歩10分くらいのKSS Energia Areena という会場に向かったのであった。

入り口で12ユーロを支払いスタジアムに足を踏み入れると、陸上競技場の出来そこないのようなグランドが広がっている。陸上競技場の向かって右側部分(いわゆる1,2コーナー)にホームベースが置かれ、3,4コーナー方向が外野。ホームストレッチには屋根付きスタンドがあってほぼ満席、その他1,2コーナー部分にも仮設スタンドがあり、バックストレッチ部分にも客がいる。あわせてざっと2千人程度と、予想よりお客さんが入っている。

試合開始まで若干時間があったので場内を散歩する。ホットドッグやアルコールを含めた飲み物を売る売店がいくつかあったが、バックストレッチ奥に建物があり、何かと思っていたらなんとアイスリンクであった。またその傍らにはペサパッロ球団の帽子やユニフォームを売る売店もあったが、ここのグッズを買っても日本ではだれにも理解されないのでさすがに買うのはためらった。

そうこうしているうちに地元Kouvolan Pallonlyöjät対Oulun Lippoの試合が開始された。今日は7戦制プレーオフの第5戦、たぶん。

最初のうちはルールがさっぱり理解できず、地元チームのファンの歓声のあがりどころも良く分からなかったが、自分なりに何とか理解し、日本の野球と大きく異なるという意味でのポイントとしては、

・バッターの3ストライク制は同じだが、いわゆる日本的ファウルだけでなく、2ストライク目まではフライやゴロについてもファウル扱い。例えば2球目にバントみたいなゴロを打ち、本人は1塁に走らずランナーを進めるだけ、ということでも良い。
・3アウトで攻守交代となるが、『アウト』というのが三振(2ストライク後の日本的ファウルも含む)、ゴロを打った時のフォースアウトくらいであり、基本的にフライはアウトにはならない。したがって、2ストライク後についてはバッターはフェア地域にフライを打つような打撃をする(フライを取られたらアウトではなく、次打者と交代するのみ)。

といったことかと感じた。

それでも試合中に「1,2,3塁全てにランナーがいる局面ではフライを打ってランナーもすべて引き上げになったのにバッターがガッツポーズで喜んでいる」というシーンがあって、こればかりは何で喜んでいるのかとかなり不思議に思ったが、後でこちら(札幌ペサパッロ協会というところがあるらしい。http://www2.ocn.ne.jp/~xebecs/pesa2001/TopMenu.html)で調べると、「フライを取られた場合には塁上のランナーを消すことができる」というルールがあり、例えば3塁ランナーの足が速くない場合にはわざとフライを打ちあげてランナーを引っ込めることができるのである(ランナーを残すとフォースプレーでホームでアウトになる確率が高くなる為)。これはルールの結構肝の部分のようである。うーん、奥が深い。

試合は前後半4イニング制。前半・後半で得点の多いチームに1ポイント入り、前後半でポイントを挙げたチームが同じ場合は2対0で勝利、異なる場合は1イニングの延長戦に入り、それでも決着がつかない場合はサドンデスとなる。

前半は地元kouvolaが優勢に試合を進め、9対0でまず1ポイント獲得。そのkouvolaの中で場内アナウンスで妙に耳に残った『Juho Hacklin(ユーホー・ハックリン)』選手(背番号8 三塁手兼外野手)を本日の熱烈応援選手に勝手に決めて後半を迎える。

しかし後半はkouvolaがチャンスは多いがなかなか点が取れない。ペサパッロでは、いわゆる指名打者のような攻撃専門選手を3人抱えることができるのだが、ハックリンは打撃がイマイチなのか、打順が回っても常に指名打者と取って代わられ、打撃では出番がなくなってしまっていた。

最終回になり、2点を追う展開の中でようやくハックリンの出番。一部の日本人のファンが地元ファンより過激に応援する中、彼は見事に2ベースを放ち、追い上げに貢献してくれたのであった。さすが、我々が目を付けた選手だとしか言いようがないのだが、そのハックリンの奮闘むなしく1対2でouluのポイントとなり延長戦へ。

延長戦では先にouluが1点先制。前半大勝、後半僅差負けというのは典型的なkouvolaの負けパターンと言えたが、裏の攻撃では何とかチャンスを作り、最後はエラー紛いのサヨナラヒットで大逆転勝ち。地元ファンと喜びを分かち合ったのであった。

この試合のMVPになぜか消火器が贈られた表彰のあとは恒例の出待ち(いつから恒例になったの?)を敢行。当然、お目当ては我らがユーホー・ハックリン選手だ。彼は我々のサインの求めに対して、何で日本人が俺に?と戸惑いながらも差し出した本日のメンバー表等にサインをしてくれ、最後にはにこやかに相方との2ショットまで応じてくれたのであった。まあ、にこやかだったのはハックリンよりも相方ではあったが(笑)。

出待ちのあと、激戦冷めやらぬグランドに乱入してダイヤモンドを一周する。土というか砂のグランドではあり結構固く、ここで選手たちがヘッドスライディングやダイビングキャッチなど果敢なプレイを見せてくれていたというのは本当に感慨深い思いだ。フィンランドという国で野球から派生したこのスポーツ、大変面白く、見に来て良かった。

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おまけ~スウェーデン編

スウェーデンでは野球の試合はなかったが、前述にように練習日程がホームページに載っていたので、練習見学に行く予定であった。練習場(=試合の球場)の最寄り駅を調べ、グーグルで大体の距離感をつかみ、ストックホルム地下鉄で出発。最寄駅に着いたまでは良かったが、駅前に地図はなく、球場の方角までは調べていなかった我々はヤマカンで歩き出すしかなく、結局球場は見つからず練習見学を断念したのであった。試合ならもう少し執念を見せていたかもしれないが、まあ止むを得ないところだろう。

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シン様胴上げ?関西独立リーグ前期最終決戦!

この土日は故郷神戸の2大野球チームである『元サーパス神戸』(NPBウエスタンリーグ所属)と『神戸9クルーズ』(関西独立リーグ)の試合がそれぞれ地元で組まれているため、両方見るには都合のいい週末である。心配なのは季節柄雨であるが、自分は晴れ男だし、雨なら競馬もあるし、親の顔を見るという名目もあるので、何とかなるだろうということで、とにかく帰省することとした。

というわけで週明けから天気がとても気になっていたところ、両方とも降水確率50%といういかにも梅雨時期の予報が続いていたが、金曜の朝になって突然土曜の天気予報に晴れマークが出現!これで大変気が楽になった。その間のリーグ戦の状況から、土曜に神戸9クルーズが勝てば優勝ということにもなったため、土曜=9クルーズ、日曜=元サーパスという予定とした。

さて、土曜は5時過ぎの急行能登に乗るところから始まり、飛行機を乗り継いで神戸へ。試合開始までは時間があったので、三宮のオリグッズ屋に立ち寄ってしまい、「木元選手の名札」という、いったいどこで使うのか全くわからず無駄遣いとしか言いようのないグッズを購入。嗚呼。

地下鉄で総合運動公園へ行き、歩いて神戸サブ球場へ。試合開始まではまだ1時間半くらいあったが既に開門している。入場門の脇のグッズ屋で、神戸9クルーズの団扇を購入。なぜ買ったかといえば、全員の集合写真が刷られているのだが、なぜかトラボルタ監督ではなくコーチのシン様が真ん中に写っていたからというだけである。

グランドに入ると大阪ゴールドビリケーンズの練習中。バッティングピッチャーをしているのは・・・西浦だ!
彼および石本・阿久根・池田・島田といった選手たちの引退試合となってしまった2005年鎌ヶ谷最終戦以来だ。今日の神戸の先発予想である下手投げの大島を想定して、自らも下から投げている。元気そうで何よりである。

そして我らのシン様は外野ノック担当。本来は左打ちであるが、ノックは右で打つ。左だとホームランになってしまうからか、ということにしておこう(笑)。(←多分本当は違う)

試合開始前にサインボール投げ入れがあり、シン様のを狙っていたのだがそれはかなわなかったものの、福元選手のボールをいただいた。背番号52番、今日は9番指名打者で出場している選手。幸先がよさそうだ。

さて神戸の前期優勝をかけた一戦は、まず大阪がソロホームラン2発で先制をすれば、神戸は5回に同点に追いつく。両投手も四死球で崩れることなく、エラーもなく、非常に緊迫感のある試合。

しかし、同点に追いつき尚1死満塁というチャンスで3,4番が凡退してしまったことで、流れが大阪に移ってしまった。6回表の大阪の攻撃は、3連打で満塁とした後走者一掃の3塁打で勝ち越し。その後リリーフで出た小園が全くストライクが入らずというか内角かなり高めにしかボールが行かず、という状況で、守りもリズムを崩したかミスが連発、結局この回なんと10点!その後も点を取られ、普段はマウンドに行かないだろうシン様までがマウンドに行ってゲキを飛ばす始末である。

神戸敗退。優勝となれば、トラボルタ監督は胴上げされるであろうが、それで終わってしまったら「コーチも胴上げしてやらんかい!」と一発叫んでやろうと思っていたのに、それも幻になってしまった。嗚呼。
結果論ではあるが、今日勝てば終わりなので、明日先発予定の元ロッテ末永も準備してつぎ込むべきではなかったか?

試合後は、9クルーズの首脳陣や選手たちは少年野球の指導があったが、それが終わるまで待った甲斐があって、シン様にサインをいただくことができた。大変緊張してしまい、「埼玉から応援に来ました!」というのがやっと。それでも「どうもありがとうございます」とお礼を言われて更に緊張してしまった。その後一緒に写真を撮らせていただき、試合はともかく私はこの週末のやるべき使命は9割方終わったと言って良いかも。

その他、末永投手、衣川コーチと、吉田えり氏にもサインをいただき帰還いたしました。

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おさかなとおそばと野球@福井

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連休も後半戦に入った5月4日になったところでようやく遠出。目的地は福井。片道ガソリン満タン四千円弱+高速道路千円!、二人で往復して交通費壱万円でお釣りが来るとは!

4日は福井まで行っただけ。夜は海辺の民宿で魚を食べまくり。お刺身、焼き魚、エビフライ、海苔の吸い物などを堪能、腹一杯で食った後は即就寝。


5日はそれなりに観光らしきものをした後、福井市内のお蕎麦屋さんで5時前に夕食。福井の英雄である元小結大徹の湊川親方のサイン色紙が飾られている『つるき』という店で、おろしそばとソースカツ丼という福井の名物が一緒に食べられるという『越前』セットを注文。そばはコシがあっておいしかったし、ソースカツ丼も予想外にイケた。しかしながら、うどんかそばかと聞かれたらうどん(関西風)だし、ソースカツ丼よりは一般的なカツ丼を選んでしまうのだろうな。


さて、こんなに早く夕食を食べた理由は、六時半からBCリーグの試合が開催されるからである。
福井県ではまだ野球を見たことがなかったのでこれで1つ未踏の地が減った!

NPBの一軍の試合も開催される福井県営球場での福井ミラクルエレファンツ対富山サンダーバーズの一戦。福井は群馬と同じく二年目のチームで、元広島の天野浩一監督、元阪神の野田征稔、元楽天の木村考壱朗の両氏がコーチである。富山は昨年と同じく鈴木康友監督、横田、小牧の両コーチである。

連休真っ只中ではあるが、スタンドの観客は予想外に入っている。蕎麦屋で見た福井新聞でもスポーツ面の半分を割いて昨日の試合の内容を伝えていたりするなど、BCリーグは各チームとも地元新聞で取り上げられており、その宣伝効果も少なくはない印象。他リーグの特に都市型チームはこの点はかなりのハンデであり課題なのではないか?

ホームの福井の応援はバークレオとか田尾の応援歌とかミラパルコの曲などがトランペット演奏され、昔の西武そのものである。またチャンステーマ等もNPB球団のものが用いられており、多分どこかの応援団にいた人が仕切っているのでは?と思われ、それなりにまとまった応援が展開されている。


さて福井の先発はエース格の藤井宏海。かつてロッテにおり、投手と野手の両方やっていた、背番号64の藤井である。今年から地元である福井球団に入り、投手一本で頑張っている。

その藤井と富山先発の生出は、メチャメチャ悪いわけではないのだが、なぜか先頭打者を良く出塁させてしまい、ランナーを出すと牽制を多投するわ、間合いは長いわで、点が入らない割には時間がやたらかかるという展開に。

更に福井球団のイニング合間のイベントの仕切りの不味さがそれに輪をかける。五回裏後はグラウンド整備の間イベントが行われるのだが、整備が終わってもイベントがグダグタと続けられ、それが終わったらサインボール投げ込み。イベントそのものを否定するわけではないが、おかげでやや冷え込んだ気候の中でイベント終了を待っていた藤井の六回表のピッチングが荒れ模様でかなり気の毒であった。このあたりは他球団も見ながら改善していって欲しいところだ。

そして試合がやっと終盤戦になり、福井の打者に頭部に死球が当たった。変化球のすっぽぬけであり危険球とは判断されなかったが、次打者の時に信じられない応援コールが福井側応援席より聞こえてきた。


「ピッチャー狙え!○○!」

いくら何でもそんなコールをリーダーが仕切ってファンに言わせるのは如何なものか?とちょっとブチ切れてしまい、バックネット裏から福井応援団方向に怒鳴ってしまいましたよ。
それなりの盛り上がりはあるが、本質的なところは客を呼ぶ方も客の方ももう少し時間がかかるかな、と感じた次第。


とまあ、余計なところで個人的に盛り上がってしまったが、試合のほうは2対2というロースコアなのに三時間半もかかってようやく九回裏に到達。先程の死球の影響で指名打者を外したため、投手の藤井が打順に入っており、しかも九回裏は三人目が藤井になるため、我々だけ俄然緊張感が高まる。


果たして、二番目の打者が打席に向かうと、ネクストバッターズサークルにはヘルメットを被った藤井が登場、気迫のこもった素振りを繰り返す。二軍ではあるが、NPBで打者としても出場した男。福井球団のベンチに残っている誰よりも、期待の持てる打者のはずだ。

その二番目の打者がワンアウトから二塁打を放ち出塁、ここで藤井がどんな打撃をするのか、あるいは富山が藤井にどんな作戦を採るのか、大変興味深いシーンを妄想し、更に心はワクワクするのであった。

しかし、天野監督は藤井に代打を出しやがった(笑)。残念。結局試合は引き分けで終了。


試合後は藤井投手にロッテ時代のカードにサインをいただく。打者のカード(笑)。

せっかくなので藤井投手に、「最後の場面は打席に立つつもりでしたか?」と聞いてみた。

彼の答えは
「打つつもりでした!」


色々あってダラダラした試合ではあったが、藤井の最後の一言があまりにもキッパリとしていたので、私はかなり爽やかな気分になって球場を後にしたのであった。

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新春!大道選手トークショー!

P1030865_7 正月休みも終盤戦。今日は福岡を離れる日であるが、その前に福岡市内のショッピングセンターで開催される読売ジャイアンツの某選手のトークショーに参戦する。

これは、元旦に福岡入りしたときに、偶然電車の中吊り広告を見つけてしまったもの。読売と言っても他の選手なら全く行く気は起こらないが、それがオーミチ選手であれば話は別。相方の実家のご両親に若干?呆れられながら家を出る。

会場には開始一時間前に到着。気合い入れすぎ(笑)。しかし椅子での観覧のためにすでに20名程度が列をなしていたので、その最後尾に陣取る。
開始10分くらい前に席に案内されると、真ん中の3列目、オーミチ選手が手の届きそうな場所だ。

定刻過ぎにオーミチ選手が二階からエスカレーターに乗って手を振りながら颯爽と登場。それだけで我々はかなり興奮状態。P1030868

トークではホークス戦で杉内から打った同点ホームランの話など。ツースリーになり三振が取りたくてしょうがない性格の杉内は高めのストレートを投げてくるのは分かっていたので、それを狙い打ったとのこと。ツースリーになった時点でホームランを確信したというのは流石。

その後質問タイムになり、誰も質問しないものだから(笑)、私が質問してしまった。
「昨年、鶴岡選手がホームランを打ったときに、オーミチ選手が『両目で打て』というアドバイスをしたそうですが、あれはどういう意味なのでしょうか?」(←実際は緊張のあまり相当グダグダないい回し)
大変お詳しいですね、とか言われながらも、オーミチ選手からの回答は「鶴岡は打つときにどうしても右肩が下がりピッチャーを左目でしか見ることができず、それが打てない原因と思っていた。なので投手を両目で見るようにアドバイスをした。」ここ3ヶ月の野球についての最大の悩みが一気に解決してしまった!すばらしい!

P1030877_4  トークが終わり後半はビンゴゲーム。オーミチ選手写真パネルやオーミチ選手シルエット入りトートバッグ、その他ジャイアンツグッズや、ショッピングセンター提供の果物や肉などの豪華商品が並び、ビンゴになった順に抽選をして当たった商品をオーミチ選手から手渡しで受け取れるという。トートバッグが欲しいねえと話してたら1番に当選した人が持っていっちゃった。
まあ焦らずに何か当たったら儲けものと思ってたら、相方が順調に穴を開けていき、なんと200人中2番でビンゴ!そのときの表情はとても人様には見せられません(笑)。

商品を抽選で引くとティファールの食器セット。よりによって参加者の中で最も遠くに帰らなければならない人に最もかさばるものが当たってしまった。
オーミチ選手から手渡しを受ける相方の写真を撮ろうと前に出ると、オーミチ選手からサイン色紙をいただき、さらに「一緒に写真を撮りましょう」と言われ、夢のスリーショットが実現したのであった!

P1030874_3  新年から運使いすぎ。

私は結局リーチまでで終了。しかし敗者復活的に行われたオーミチ選手サイン入りバット争奪ジャンケンでは、なんとオーミチ選手に3連勝!。惜しくも4戦目でアイコになってしまったが、あの勝負師のオーミチ選手に負け知らずとは!

勝負運も使いすぎ。

ビンゴ終了後もオーミチ選手はピンクのハッピを着てショッピングセンターの福袋を売り、買った人にはサインと写真撮影というサービスぶり。もしかしたら職人気質で固い人かもしれないと思っていたのだが、大変気さくで明るい人でした。原辰徳に、左殺しではなくムードメーカーとして期待されてることに納得(笑)。

年があけて飲んで食べてばかりでお腹いっぱい状態が続いていたが、更にお腹がふくれてしまい、かなり興奮状態のまま、かつ、大きな荷物を抱えたまま、寝台特急富士に乗り込むことになってしまった。

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韓国野球ツアー その2(テジョン編)

世界野球ツアー今年度の2試合目は、ソウルから少し離れた大田(テジョン)での試合である。

大田へは、新幹線(KTX)でソウルから1時間程度。KTXの車内では、なぜか野球好プレー集のビデオが流れていたのだが、1位(週単位くらいかと思うが)が何と生で見たばかりのガルシアが強肩を見せ付けたライトゴロであった。

さて大田ではまずは地下鉄一本で行ける儒城温泉でくつろいでいたのだが、お湯につかっている間にものすごい雨となってしまった。しかし、我々の普段の行いが良いので、地下鉄で大田駅に戻る頃には雨もあがり晴れ間も出る天気になったため、大田駅からタクシーで10分程度の球場に向かうこととする。

試合はウリ対大田を本拠地とするハンファ・イーグルス。ユニフォームが「楽天」イーグルスであるチームと、名前がイーグルスであるチームの対戦である。ハンファの帽子は、色こそオレンジ色であるが、マークは楽天と似た「E」マークである。

大田の球場は、こじんまりとしており、内外野に15段くらいしか席がない。たぶん満員でも1万人程度しか収容できないであろう。また球場そのものの広さも両翼こそ100M足らずであるがセンターは114Mしかない。

そんな球場での試合のためか、両軍合わせて結局何本のホームランが飛び交ったかも忘れるくらいの花火大会のゲーム(たぶん7本か?)であったが、勝ったのはウリであった。それだけ花火が打ちあがったが、残念ながら我らのブランボー選手には一発がありませんでした。

ハンファでは、中継ぎとしてク・デソンが登板。彼はもともとここで活躍したあとにオリックスに入団、その後アメリカを経由して再度母国に戻ってきたのである。リリーフで彼の名が告げられると大歓声。それにたがわず相変わらずの反り返ったようなフォームでウリをそれなりに抑え込み、健在ぶりを見せ付けた。北京に出られたら、再度日本いや星野仙一を完膚無きまでにたたきのめしてほしいところである。

因みにこの両チームの抑えは、ウリは高津であるが、ハンファはハムで『暴走機関車』と一部で言われていたトーマスである。今日はウリの勝ちパターンなので、出てきたのは高津。一昔前の日本野球みたく、8回から登板してピシャリとはいかないまでも0点に抑えてセーブ。試合後はヒーローインタビュー(といってもインタビュアーはグランドに現れず、自分でマイクを持って通訳らしき人と並んで話をしている)を受けていた。因みに前日の試合をたまたまホテルのテレビで見ていたら、トーマスがいきなりヒットを打たれ、四球を出しながらも0点に抑えるという、らしさ満開の投球をしていた。150キロを超える球がコントロールなく投げつけられているのは、相変わらず。

試合後はウリのバスの出待ちを敢行するもブランボーは確認できず、その日のうちにソウルまで帰らねばならないので成果なく退散した。

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韓国野球ツアー その1(モクトン編)

今年も日本以外の野球を観察する機会がやってきた!今年は、サッカーW杯半月前に競馬の韓国ダービーを見に行って以来自身6年ぶりとなる韓国である。

韓国野球は、最近人気沸騰気味なのだそうだが、そんな中私的に注目は本年誕生したネーミングライツ球団である「ウリ・ヒーローズ」である。この球団、日本のイーグルスにそっくりなユニフォームということでまずツボに入ったのだが、4番打者がブランボー(元オリ)であったり、最近では高津が抑えの切り札として加入したりという話題(ネタともいうが)も豊富だ。

というわけで飛行機でソウル入りしてホテルで休む間もなくウリの本拠地、モクトン野球場に向かう。モクトン野球場は、泊っているソウル市中心部のホテルの最寄り駅からは地下鉄で一本、30分程度で行ける。元々はアマチュアとか、芸能人野球大会(意味不明)での使用が多かったそうだが、今年ウリが本拠地とすることとなったので、プロでの興行に耐えられるように突貫で整備をしたらしい。

なので、ボロボロかと思っていたのだが、座席はきたないがコンクリート打ちつけではないし、売店も数は少ないがあるし、スコアボードは電光だし、人工芝もきれい。その辺の整備度合がまさに東北楽天の最初を思わせるが、プロ野球を開催するという点では最低限のレベルにはあると感じた。また、グッズもユニフォームや帽子、シールなど必要最小限のものは売られていた。新球団でかつ今後の存在も怪しい球団のグッズであるので全部欲しいといえば欲しかったが、ユニフォームを買っても着る機会がないし、帽子は群馬球団のものを当面使おうと思っているし、Tシャツは子ども用しかなかったので、4枚2000ウォンのシールだけを購入する。

ここの球場ではウリは三塁側。相手の釜山ロッテジャイアンツは韓国1の人気チームということもあり、断然一塁側の方が入りがいい。そのロッテファンは、新聞紙を切って(張って?)ポンポン代わりとしたようなものや、オレンジ色のゴミ袋を持って大声援を送っている。一方ウリは、応援団長らしきお兄さんと、チアのお姉さん2人(ロッテは4人)と、ロッテ側の10分の1くらいしかいないファンでの応援。あとはかなり怪しげなマスコットが場を盛り上げている。

試合は、2回表に1点を取ったロッテがそれを守りきっての勝利であった。

さて注目のブランボー選手。元々オリックスに入る前も韓国野球で活躍し、オリックス退団後は昨年から再度韓国球界へ戻り、かなりの活躍をしているようである。ちなみに韓国では、ブルンバと発音するらしい。今日は4番DHでの出場。6回裏の3打席目にヒットを放ったが、ウリは勝負に行ったのか、ここで代走を出されてしまう。試合としては実はこれがキーポイントとなり、次の打者にもヒットが出たが、代走が3塁を欲張ってタッチアウト。ブランボーのままだったら、2塁ストップでチャンスが広がったのにと思われたが仕方がない。また9回裏に1点差のまま、この代走に打順が回ってきてしまったのも痛かった。ブランボーのままだったら、同点ホームラン間違いなし?と思われたが仕方がない。

また、高津は負け試合であったため、ブルペンでも1球も投げず、外野でボォーッと試合を眺めておりました。

一方ロッテジャイアンツの5番打者は、カリーム・ガルシア選手。ブランボーとともにオリックスを支えた左右の大砲が両チームの主砲を務めているというのは、オリックス贔屓としては感慨深いものがあるだろう。ロッテの熱狂的なファンからは、『ハレルヤ』の節に合わせて『ガールシア!ガールシア』と、オリ時代にもあまりなかったような大大大声援を受けていたのだが、打つほうはともかく今日の見せ場は守備。ライト前へのあたりをファーストへ矢のような送球で打者を刺しアウト。いわゆるライトゴロである。日本にいたころもしばしば見せていた強肩は健在で、うれしくなってしまった。

韓国に来る前には、ウリがKBOへの加入費を払っていないだとかというような話が伝わり、下手をすれば今日は観戦できないのではないかと、梅雨時期の天気以上に心配であったのだが、なんとか観戦することができて何よりである。我々の普段の行いが良いからに違いない。

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