高松

昨年のアメリカツアーのとき以来、ほぼ一年ぶりに休暇を取った。本来は帰省するつもりだったがそれは別の週にすることとし、ANAマイレージの無料航空券が予約可能なところと、その周辺の野球の試合やその他ネタも鑑み、まずは岡山行きの飛行機に乗ることとした。とはいえ目的地は岡山ではない。

空港から岡山駅に行き、高松行きの快速に乗ろうとしていると、どっかで見たことのあるような男が、乗るべき電車のホームを間違えたらしく、階段を激しく駈け降り、松山行き特急に乗ろうとしていた。その男が飛行機嫌いなら、昨日まで東京で、明日からの松山の試合に備え移動中の阪神濱中に間違いない。

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それはどうでもよく、快速に乗った私は坂出で乗り換え、津島ノ宮という駅に向かう。津島ノ宮は、津嶋神社というこどもの神様がまつられている神社の最寄駅だが、子供もいない私がなんでそんなところに行くのか?まさか隠し子か?という心配をしている人は誰もおらんと思うが、この津嶋神社の大祭が毎年八月四と五日に行なわれ、津島ノ宮駅はその二日間だけ電車が停まるのである。というわけで、せっかく日が合ったので、実際に下りてみることにした次第だ。

年に2日しか開かない駅ながら、立派なつくりである。しかし、ホームと電車の段差が大きく、電車からの乗り降りに近くの駅から借り出されたであろう駅員総出で子供を抱きかかえたりしているのが微笑ましい。
津嶋神社は、海の上の島にあり、駅からは橋を渡って行くことになる。ほかにすることがないので、渡橋料300円を払って神社に行ってみる。神社では、御祓い?をしていたものの、私には意味がないのですぐに戻ってくる。

津島ノ宮駅を後にし、丸亀でレンタカーを借り、今度はミニさぬきうどんツアーである。丸亀の「まごごろ」という店でてんぷらうどんを食べたあと、車で山の中に向かう。目指すは「やまうちうどん」。ちなみに私と親戚関係はない。

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やまうちうどんは、知る人ぞ知る店である。汽車で行こうとすると2-3時間に1本しか停まらない駅から徒歩で1時間弱という、本当の山の中にあるのだが、通常のさぬきうどんの紹介本であれば必ず載っている有名店である。私も1度行ったことがあるのだが、再度行ってみることとしたのである。

うどんは、冷えたうどんに熱いだしをそそいだ「ひやあつ」というさぬきうどん独特の食べ方。麺は相変わらずコシがあってうまいのだが、だしは少々醤油がらかったのは関西系だし愛好家の私としては残念であった。もう1軒くらい行こうと思ったが、うどんでおなかがだぶだぶとなり、高松に戻ることとする。

高松といえば、野球名所がいろいろあるのだが、その1つである「穴吹工務店本社」に立ち寄る。穴吹といえば、サーパス神戸の元スポンサーとして有名であるが、本社ショールームには、今もサーパス神戸関連の展示がある。中身は、中尾・秀司両元監督やイチローのサーパスユニフォームの展示などだが、そこに貼ってあったポスターの真ん中に堂々載っていたのは、イクローと佐竹であった。両者とも、サーパスに戻ってきて欲しいところだ。

夕方になり石毛リーグ観戦のため、高松駅からバスに乗って球場に向かおうとすると、たまたま香川OGのシャツを着ていたためかどうかは知らないが、テレビのロケにつかまってしまった。地元のローカル番組で香川OGを応援しようというものらしいが、バスに乗って球場に向かうという場面の撮影で、「バスを待っている人」ということでカメラを向けられてしまった。まあ、映ったとしても一瞬だろうが、もし機会があれば俳優デビューの私をご覧ください。

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今期4試合目の石毛リーグ。残念ながらわれらの石毛コミッショナーは来場されていなかったが、700人と平日夜にしてはまずまずの入り。後期首位を走る香川OGと最下位の徳島ISの試合は、3回に徳島が6点を取り優位に進めたが、チーム状態がそのまま出たのか、7回に香川が大逆転、そのまま勝利を収めた。初年度に比べると打つほうは格段に進歩しており、守るほうも随所に好プレーは見られたがエラーも両軍2こづつあるなどまだまだなところも多い。選手では香川の捕手堂上(どううえ)が一発。高卒時にドラフト候補でもあった彼は今年途中で石毛リーグ入りしたが、すでに7発でHRトップ、打という点では石毛リーグでも別格であろう。

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試合後は野球鳥おかむらにて一人宴会。黒いチャーハンではなく白いごはんでしめる。

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石毛リーグ@四国中央市

今日はアイランドリーグの他、ナゴヤでサーパス戦とか、兵庫県では母校の予選もあったが、初志貫徹でアイランドリーグ観戦とする。昨年から香川・徳島・高知と来て今日の愛媛で全県制覇である。

出発まではやや時間があるので、ホテルの朝食バイキングを食べた後ではあったが、うどん屋に参戦する。
高松といえども、日曜の午前中からやっているうどん屋は少ないが、その1つである「大島製麺所」というところに行くべく琴電に乗車し、太田駅で下車する。

この「大島製麺所」は半セルフみたいな店で、名物である肉うどんを頼むと、店の奥から出てきた。セルフだと、自分で麺をゆがいて具をのせることになるのだが、このあたりのシステムは、何回行っても良く分からない。味のほうは、昨日のカレーうどんと一緒で、うまいのだけど肉の味がやや強く出てしまっている、というところだ。やはり、単純なかけうどんが一番いいのかもしれない。

高松駅に戻り、今日の試合会場である川之江までJRで向かうこととするが、一本前の快速に途中まで乗れば、特急料金が500円節約できることがわかったため、慌てて快速に乗り込む。いつもながらセコイ。

1時間ちょっとで川之江駅に到着。川之江といえばハムの鎌倉健がいるので以前から認識はしており、たしか川之江市と名乗っていたはずだが、知らない間に「四国中央市」に名前が変わっていた。全くぴんとこないが、あとで半分くらい納得する。

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川之江の球場は浜公園という、漁港の奥の埋立地のようなところにあった。ライトの奥は海で、サンフランシスコの球場のようだ。その海の向こうには工場がそびえたっており、センター後方には城も見えて、なかなか面白い景色である。

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今日は障害者のスポーツ大会のための聖火リレーが市内で行われ、そのゴールがこの球場となっているようで、試合前のイベントで聖火が入場、その関係者の方による始球式がある。ここで市長とともに我らが石毛コミッショナーも登場。これで4打数4安打である。この熱心さは、NPBコミッショナーも少しは見習って欲しいところである。

試合は昨日勝った愛媛対香川戦。ここは愛媛県とはいえどもほとんど県境にあるので、香川のファンも多く来ている。昨日は95%高知ファンであったが、今日は2:1くらいか。ちなみに市長も挨拶で言っていたが、四国中央市は四国で唯一他の3県と県境を接している街だそうであり、また四国の高速道路もジャンクションがここにあるので、四国4県を高速道路で行き来する場合は香川と徳島間を除いてこの街を通過することになる。

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香川の先発は5月4日に徳島で見たときも先発した渡辺俊介似の神戸大学出身の塚本。今日もコントロール良く好投するも、愛媛の4番、昨年の首位打者林にツーランを浴びる。しかしその後はあまり危なげのない投球を見せている間に同点となり、逆転し、最後は香川の4番森田にも一発が出て勝利。これで3連勝である。一方愛媛は連勝していたが小休止。

暑い2日間であったが、楽しい日々であった。できれば今年中にもう一度来てみたい。

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石毛リーグ@高知

高知にやってきました。

会社で着替えて新宿駅から夜行バスに乗り込み12時間、朝着いたらすでに暑いのなんの。とりあえず時間つぶしのためネットカフェを探すべく駅からはりまや橋方向へ少し歩くが、早くも汗だく。

ネットカフェで時間をつぶしたあと、10時開店という銭湯「桜の湯」に向かう。方角的には高知城の西側。汗だくになりつつも風呂に入れると思えばどうということはない。しかし・・・。
桜の湯があるはずだったところは更地になっており、誇らしげに『穴吹』の旗が立っていた!

「くそー、穴吹め。もうサーパスの応援なんかしてやるもんか! 」と一瞬だけ思ったが、大人気ないので気を取り直し高知城方面に歩く。高知城といえば、中学を卒業した1984年の春に青春18きっぷで四国一周をしたことがあるのだが、そのときに高知城天守閣のメモ帳に「阪急優勝!」と書いたことがあるのだ。さすがに20年以上も前なのでそんなメモ帳もないだろうし、だいいち入場料600円も取ることもあり今回は入場を断念し、さっき出たはずのネットカフェに舞い戻り下着だけ着替える。

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今日のメインである「石毛リーグ 高知対愛媛戦」は、日本三大がっかりを選べば札幌の時計台とともに必ず入る「はりまや橋」からバスに乗って20分ほどの高知東部球場で行われる。しかし、最寄のバス停である「介良橋」で降りる野球客は1人もいない。まあ、バス停の周りは農村であり、ある意味アジスタ以上である。客はみんな車で来るのであろう。

この両チームは初観戦であるので、まずは少しは知っている首脳陣のチェック。高知は元阪急・ハッピーアンドブルーの藤城監督と元近鉄・ダイエーの森山コーチの他、今年から坊西にかわり元ハム・西武であり一部に熱烈ファンを持つ小牧雄一氏がコーチとして就任している。一方愛媛はオレンジを基調とするユニフォームなためではないだろうが、首脳陣が全員ハムOBで、OP戦でサヨナラ犠牲フライを打ったのを見たことがある“スリーボンド”沖が監督、二軍とマスターズリーグのホームラン王斉藤と昨年まで鎌ヶ谷におり東京ファイターズ最後の勝ち投手でもある加藤竜人がコーチである。
人数が少ないため、外野ノックは小牧さんと竜人である。また、斉藤はノックのときも一発狙いのようなスイングをしていた。

スタメン発表ではなぜか高知の方は登録名ではなくあだ名(例:ジダン 関西人 など)で表示されていたりしたのだが、愛媛にもあだ名かと思える選手が1人おり、それは先発投手でなんと「D.J」という。いきなり背番号24のナデ肩の左投手が出てくるのかと大いに期待?したが、背番号60の日本人の右投手であった。ブルペンで見ていたらあまり調子が良くなさそうで、沖監督が捕手に「打たれてもおまえが切れたらあかんぞ」とアドバイス。

スタメン発表のあとは前期MVPとか6月の月間MVP表彰があり、我らが石毛コミッショナー登場、私自身アイランドリーグ観戦3試合目だが、3試合とも見てしまっている。ちなみに前期MVPが今日の高知の先発投手である高梨であり、防御率0点台でノーヒッターもやっており期待できそうである。

その後は地元の幼稚園児150名がよさこい踊りを披露。両軍選手も一緒になって踊ったりもしているところがいかにもアイランドリーグらしい。

試合開始。高知の高梨はファンからは「ランディ」と呼ばれているようだが、印象としては下柳のような感じで、球にスピードがなかった。愛媛の貧打に助けられて何とか抑える。一方のDJはコントロールがよくなかったもののこちらも何とか3回まで0に抑え、リリーフも好投し8回終わって0対0という試合。
結局試合は9回に点を取り合い、2対1で愛媛勝利となった。確かに全般的に貧打のリーグではあるが、打つ方にはあまり見せ場がなかった。
あと2年目を迎え、トランペットに合わせてメガホンをたたくというものではあったが、両軍とも応援団がいて応援するというスタイルが定着しているようだ。野次オヤジみたいたのがいるのかどうか?は確認できず。

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試合後はホームの高知監督コーチ選手によるお見送り。これは毎試合やってるようだが、ここで小牧コーチに「よく鎌ケ谷で応援してました!」と話かける(あとで考えると、ここは「よく東京ドームで応援してました!」と言わないと失礼)。すると小牧さんは「ありがとうございます!」と礼を言ったあと、「だから今背番号41なんですよ!」とうれしそうに語ってくれたのであった。まあ、嬉しかったのは協賛スポンサーであるマクドナルドのおねえちゃんが近くにいたからかもしれないが。
その後藤城監督に「惜しかったですね」と話を振ると、「ちょっと反撃が遅かったなあ」との感想をいただいた(阪急時代の話はせず)。

バスではりまや橋に戻り、鯨肉料理店「酔鯨亭」で夕食を取る。球場にはビールが売られていなかったので、ようやくビールを一杯、つまみは高知ということなので鯨肉の網焼きとさえずり(鯨の舌)、カツオのユッケ。締めにカツオ茶漬けをいただき、大変満足。ただ暑さで体力を消耗していたためか、ビール1杯しか受け付けなかった。

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高知市内では土曜の夜に「土曜夜市」と称して商店街にいろんな出店を出すイベントを行っているが、今日は高知の監督コーチ選手も参戦するというので行ってみる。ちょうどチームのイメージソングを歌っている地元の女性デュオがライブをしており、そこに選手が乱入して一緒に盛り上がっていたり、別のところではじゃんけん大会をしたりとこちらもアイランドリーグならではの光景である。

私は土曜夜市見物をそこそこで切り上げ高松に移動。到着後夜遅くまでやっている「鶴丸」といううどん屋で名物とされるカレーうどんを食べる。まあ美味であったが、カレーでうどんの良さが消されてしまっている気がしたかな。なおこの鶴丸の近くに「野球鳥おかむら」があるのだが、体が酒を受け付けなくなっていたため、黒いチャーハンは断念。

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石毛リーグ@徳島

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今日は徳島までアイランドリーグ、通称石毛リーグを見に行くこととする。神戸から徳島は意外と近く、舞子からバスに乗ると1時間半もかからない。

試合は徳島インディゴソックス対香川オリーブガイナース。試合は鳴門で行われるが、早く着きすぎるのでバスで徳島まで行き、JR鳴門線に乗って鳴門に戻る。球場は駅から歩いて20分くらいである。

それでもまだ試合開始まで2時間半あるが、今日はあるイベントがあるのでこれは織り込み済みである。そのイベントとは、「石毛宏典の野球教室」。アイランドリーグの代表である石毛師が講師となり、今日は主に打撃につき指導を行うものである。主として子供(及びその親)向けではあったが、いつぞやの仙台のときと同様、父兄のふりをして参戦する。

我々の前に出てきた石毛師、グランドの端の方でみていた親に対して「親が照れていたらダメです」といきなり説教。相変わらずの石毛節。これを「暑苦しい」ととるか「熱血」ととるかで石毛師の評価は二分されるのであろう。
本ちゃんの打撃指導では、「バッティングはタイミングとかたち」とのことで、スタンスとトップの位置がどうかというように、熱を帯びると子供にはやや難しい説明となってしまった。しかしそれは実践指導で補なっていた。最後に石毛師が手本を見せたが、そのときのスイングはさすがであった。

試合前は選手は外野フェンスに広告の幕をはったり、売店でものを売ったりで大変。逆にこのあたりがアイランドリーグの売りでもあるわけで、選手との距離が近い。また2年目を迎え、香川がトランペット応援であるのに対し徳島はカネ太鼓応援であったり、レプリカユニフォームを着ているファンも増えるなど、徐々に応援・観戦スタイルが固まりつつあるようだ。野次オヤジはいなかったが。

香川の先発投手塚本は渡辺俊介そっくりのアンダースローで徳島を翻弄、因みに彼は神戸大学出身だそうである。また同じく香川にはジンバブエ出身のシェパードという選手もいる。徳島には、元サーパス神戸の深谷と元近鉄の衣川がコーチとして就任している。残念ながら今日は4回で帰宅してしまったが、また年内に観戦に来たいと思う。

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